フィクション「光る招待状」(前編)  はしくん


 今年ももうすぐクリスマス! ドラマ「好きだと言ってくれたなら」の季節だ!

 そういうオレの名前は はしくん。年齢は秘密。みんなとおなじのりピーファンだ。
 だがオレの愛情は一味違うゼ。よろしく。

 オレは毎年12月23日に「好きだと言ってくれたなら」の亮介や泉になって
 東京タワーやみなとみらいへいくって決めてあるんだ。誰が名づけたのかその
 ことを「好きだとツアー」と呼ばれている。今から楽しみだ。^^

 だがオレはさびしい。どんなに亮介や泉になりきれても、のりピーはどこにも
 いないのだ。当たり前の現実だが、俺はそれにあまんじれるほど大人ではない。

 なんとかして のりピーをみなとみらいへ呼べないものだろうか。なんとかして。。
 そうだ、招待状を書こう!! 先日発売されたばかりの「星空の下で光るペン」で
 書けばきっとかっちょいーー。オレながらグッドアイデアだ。^^


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  |              招待状                |

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  |   「好きだと言ってくれたなら」のパーティにご招待します。   |

  |        みんなのりピーのこと大好きなんです。       |

  |           ぜひいらしてください!!          |

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  |          日時:12月24日午前0時          |

  |          場所:みなとみらい岸壁            |

  |                                 |

  |                      はしくん       |

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 わっ、うれしい!!

 ってオレがよろこんでどうするんだ。^^; これをのりピーに渡さなくては。

 オレは招待状を封筒に入れのりピー出演予定のテレビ局へでかけた。

                    はしくん